働きすぎだということに気付くこと
もし、これを読んでくださった方が半年前の私と同じ状況にあるならおかしいというその状況に気づいて欲しい。
月に時間以上働くと働きすぎだと感じるだろうか。
1日何時間寝れたら「寝れたー」と思えるだろうか。
Q、月に何時間以上働くと働きすぎだと感じますか?
A、250時間
Q、1日何時間の睡眠がとれていますか?
A、3.5時間
これは半年前の私の答えだ。
24時間、365日稼働するホスピタリディ業界のオペレーションで働いていた私は24時間のシフト勤務。月9日〜10日の公休はあったものの夜勤明けも1公休としてカウント。休みの前日の勤務は日勤でも家に着くのは夜中の2時3時。休み明けは始発も動いていない早朝4時に出勤する。
早朝4時に出勤し早出シフトで働くにもかかわらず夜の11時過ぎまで仕事をすることも多々あった。
当時の私はその状況がおかしいということも気付けず、ただひたすら自分に降りかかってくる日々の業務をこなすことに必死で自らを振り返ることもできなかった。
某大手の広告代理店の社員の自殺。
今日やっと働き方改善や70時間以上の残業を禁止する企業も出てきた。
でも問題は残業時間だけを制限しても何も解決しない。
残業代が出ない残業時間が割合を増すだけだ。
私がやたら来すぎだということに気付けたのは身体が悲鳴をあげたからだ。
月100時間を超える残業(実際に残業が付いていたのは70時間ほどだったが)をするようになって1年くらい経った頃。
疲れているのに寝れなくなった。
けしてショートスリーパーではないが1時間くらいで目が覚める。
毎日頭痛薬を2回飲む。
それでも無理やり自分を働かせているとある日太ももに激痛が走った。
帯状疱疹だった。
ちょうど夜勤前に病院に行くと医者から暫く休みをとることを勧められたのだ。
それをきっかけに初めて1日病欠した。
労働基準に定められている労働時間は週40時間、1日8時間。
私にはきれいごとに聞こえるがその基準は一つの指標に考えるべきだろう。
気付いて!働きすぎなこと
soratobuneco